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まぁ・・・色々あったんですよね・・・

ひとりぼっちになってしまったかのような気分が抜けませんでした。

常に現実から乖離しているようでした。

ただ、時間と言う概念からは逃れることが出来ませんでした。

・・・

長崎で見た夕景を良く思い出します。

私と、友人と、私の親戚の3人で長崎駅から少し歩いたところにある船着場の近くにあった古びた喫茶店でコーヒーを飲んでいたことを。

それから、原爆資料館で唇を噛締めながら幼い子供の焼死体の写真を見ていたことを。

喧騒と静寂が入り混じったような不思議な感覚でした。

・・・

何十年も使われていない埃を被ったスピーカーから出てくるような篭って湿り気のあるサウンドはお世辞にも良い音とは言えなかったけど、その喫茶店にはマッチしていた。いや、その時何となく、気分で、そう思っただけかも知れない。
「店のカウンターの隅っこの床にはきっとカビが生えていて、もう掃除しても取れないでしょうね。」

「人間の歴史の連続性みたいに?」

「無理矢理な気もするけどそんな感じかな。」

「でも人間の歴史には何が染み付いているのかな。」

「血とか・・・憎しみとか?」
「よくは分からないけど・・・でも楽しいことより辛いことのほうが多いよね・・・その歴史の連続性とやらの中身もさ。」
「価値が相対化されることで淘汰されてしまうものがいっぱいあったんだね。」

「ルサンチマンってことでしょうか。」

「神は死んだとニーチェが言ったときに私たちは自由と統合というその2つの大きな欲望の狭間に落とされたんだろうか。」
「そのどちらをも望むようになってしまった。自由に偏っているときは、統合が欲しくなる。」

「でも・・・もっとずーっと昔からみんなそう思っていたかも知れないし、議論もされていたよね。」

「つまり、答えはなかなか出ないわけだ。」

「そう。」「なかなか出ない。」

「だからまぁ、とりあえずコーヒーが冷めないうちに飲んで店を出よう。レンタカーの返却の時間が迫っているし、伯母も駅まで送らなければいけない。」

「オッケー。」

伯母と別れた後、高速道路を走っているときにYMOの以心電心とperspectiveを何度も繰り返して聴いた。
perspectiveを聴いて当時のファンたちは、これで本当に解散してしまうんだろうなと嘆いたという話を聴いた。

「YMOと言うひとつの価値は、そのメンバー3人でそれぞれ相対化してしまった。そして、自由を求め、新しい価値観の元でそれぞれが別の活動を創めたのだ。」

「YMOに限ったことじゃないけど、よく再結成とかするよね。統合されたくなったのかな?」

「お金が無くなったってこともあるのかな・・・坂本龍一は違うと思うけど・・・他の2人のことは詳しく知らないから・・・」

「でも統合を求めるとき、人はルサンチマン的状況にある可能性が高いんじゃないかな。」

「まぁ・・・YMOと絡めて良いものかどうかはわからないけど・・・。」

「出る杭が打たれることとか、金持ちが非難されるとかね・・・。」

「でも・・・自由イコールお金持ち・・・ってことじゃないんだよね・・・?」

12月の夜が冷気を車の中に浸透させる。

「あの光は何百年前の光?」

「今まさに光ってる光!そろそろ着くから起きてナビって下さい。」

「はいはい。」

福岡空港から飛行機が飛び立っていくのが見える。

そして旅の終わり。

・・・

なので今までの日記は消去・・・

テーマ : 日記 - ジャンル : 音楽

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